
東京都大田区田園調布1-61-10
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休診日:月曜 ※日・祝日診療可 ※完全予約制
こんにちは。ヒフカフェ獣医師の小林です。
今回はミニチュア・ダックスフンドに多い病気について解説したいと思います。
この犬種の特徴は胴長短足で垂れ耳ですので、それに起因した疾患が多いです。
ダックスフンドを語る上で避けて通れないのが椎間板ヘルニアです。軟骨異栄養症といわれる遺伝的素因を持ち、若齢(3〜6歳頃)でも発症するリスクがあります。
・症状: 抱き上げたときにキャンと鳴く、散歩を嫌がる、足を引きずる、重症化すると後ろ足が麻痺して排尿ができなくなります。
・対策: 肥満防止が第一です。また、階段の昇り降りやソファからの飛び降りを制限し、滑りやすいフローリングにはマットを敷くなどの環境整備が欠かせません。
垂れ耳の構造上、耳道の通気性が悪く、細菌やマラセチアが繁殖しやすい傾向にあります。
・症状: 耳を頻繁に振る、足で耳を掻く、耳から独特の臭いがする、黒っぽい耳垢が出る。
・対策: 定期的な耳掃除が基本ですが、綿棒で奥まで擦るのは逆効果です。洗浄液を用いて優しく汚れを浮かす方法を推奨します。赤みがある場合は、早期の受診が必要です。
皮膚がデリケートな個体が多く、アレルギー性皮膚炎や膿皮症に悩まされるケースが多々見受けられます。
・症状: 腹部や足の付け根の赤み、フケ、体臭が強くなる、体を舐め続ける。
・対策: 適切なシャンプー療法と保湿が重要です。特に、皮膚のバリア機能を維持するためのセラミド配合の保湿剤は、臨床現場でも非常に有効だと感じています。
遺伝性の眼疾患で、網膜が徐々に萎縮し、最終的に失明に至る病気です。
・症状: 夜間の散歩で物にぶつかるようになる、瞳孔が常に開いているように見える。
・対策: 有効な治療法は確立されていませんが、遺伝子検査によってリスクを知ることが可能です。発症した場合は、家具の配置を変えないなどの生活環境の配慮が必要になります。
ミニチュアダックスフンドに多い病気は体重管理が大事です。役立つ情報になっていれば嬉しいです。
皮膚と耳専門 ヒフカフェ動物病院
獣医師 小林真也