大田区、目黒区、世田谷区、川崎市エリアの皮膚と耳専門の動物病院です。カフェトリミングサロンを併設しています

東京都大田区田園調布1-61-10

TEL.03-6459-7555

診療時間
10:00-18:30 -

※月曜はカフェのテイクアウト営業のみ
休診日:月曜  ※日・祝日診療可 ※完全予約制

【獣医師解説】フレンチブルドッグに多い病気と、毎日のケアガイド

こんにちは!

ヒフカフェ動物病院の獣医師の小林です。

今回は当院でも来院数が多く、人気犬種でもあるフレンチブルドックについて解説します。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

・短頭種気道症候群

飼い主様が一番気になる疾患だと思います。

鼻ぺちゃな犬種は以下のような疾患を持っています。

軟口蓋過長症:口の奥の軟らかいヒダが長く、空気の通り道を塞いでしまう状態。

鼻腔狭窄:鼻の穴が狭く、鼻呼吸がしにくい状態。

【チェックポイント】

「ガチョウのような鳴き声で呼吸する」「いびきがひどい」などのサインがあれば要注意です。最悪のケースは呼吸困難になることもあります。外科的な処置(鼻の穴を広げる、軟口蓋を切除するなど)を検討することも必要です。

 

・皮膚炎・外耳炎

フレンチブルドックはアレルギー疾患の好発犬種ですので、アレルギーに起因した皮膚炎や外耳炎を起こすことが非常に多いです。また皮膚バリア機能の低下から、膿皮症が出ることも。

シワが多い犬種ですので、間擦疹といってシワの中に細菌やマラセチアが増殖する皮膚炎にも注意が必要です。

【チェックポイント】

顔のシワはこまめに拭いてあげることは大切ですが、拭きすぎ(刺激の与えすぎ)にも注意しましょう。皮膚がデリケートな犬種ですので、体質に合った低刺激シャンプーや療法食の選択も重要です。

 

・椎間板ヘルニア

背骨(脊椎)には先天的な変形を持っている子が多く、椎間板ヘルニアのリスクが非常に高い犬種です。

【チェックポイント】

・体重管理

・段差の解消

・床の滑り止め

なるべく腰に負担がかからないような対策をしてあげましょう。

・角膜潰瘍

目が大きいので、外傷や乾燥が起こりやすく目のトラブルには注意が必要です。

角膜に穴があいてしまうと、最悪は失明することもあります。

【チェックポイント】

充血やしょぼつき、擦るような仕草は要注意です。

 

・熱中症

動物は体温を下げるための発汗作用はありません。代わりに呼吸で体温調節しています。

呼吸が上手にできない犬種は、熱中症のリスクが格段と上がりますので、要注意です!!

【チェックポイント】

・夏場の散歩は「早朝」か「日没後しっかり時間が経ってから」

・室内ではエアコンを24時間稼働(22〜25度前後が目安)

・「少し暑いかな?」と感じるレベルが、フレブルにとっては「限界」であることを忘れないように

 

フレンチブルドックのような短頭種は、いろいろと苦手なことが多い犬種ですので、飼い主さまが愛犬のことを理解し、対策していくことが大事です!

 

皮膚と耳専門 ヒフカフェ動物病院

獣医師 小林真也

 

 

Information

web予約

【獣医師解説】フレンチブルドッグに多い病気と、毎日のケアガイド

こんにちは!

ヒフカフェ動物病院の獣医師の小林です。

今回は当院でも来院数が多く、人気犬種でもあるフレンチブルドックについて解説します。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

・短頭種気道症候群

飼い主様が一番気になる疾患だと思います。

鼻ぺちゃな犬種は以下のような疾患を持っています。

軟口蓋過長症:口の奥の軟らかいヒダが長く、空気の通り道を塞いでしまう状態。

鼻腔狭窄:鼻の穴が狭く、鼻呼吸がしにくい状態。

【チェックポイント】

「ガチョウのような鳴き声で呼吸する」「いびきがひどい」などのサインがあれば要注意です。最悪のケースは呼吸困難になることもあります。外科的な処置(鼻の穴を広げる、軟口蓋を切除するなど)を検討することも必要です。

 

・皮膚炎・外耳炎

フレンチブルドックはアレルギー疾患の好発犬種ですので、アレルギーに起因した皮膚炎や外耳炎を起こすことが非常に多いです。また皮膚バリア機能の低下から、膿皮症が出ることも。

シワが多い犬種ですので、間擦疹といってシワの中に細菌やマラセチアが増殖する皮膚炎にも注意が必要です。

【チェックポイント】

顔のシワはこまめに拭いてあげることは大切ですが、拭きすぎ(刺激の与えすぎ)にも注意しましょう。皮膚がデリケートな犬種ですので、体質に合った低刺激シャンプーや療法食の選択も重要です。

 

・椎間板ヘルニア

背骨(脊椎)には先天的な変形を持っている子が多く、椎間板ヘルニアのリスクが非常に高い犬種です。

【チェックポイント】

・体重管理

・段差の解消

・床の滑り止め

なるべく腰に負担がかからないような対策をしてあげましょう。

・角膜潰瘍

目が大きいので、外傷や乾燥が起こりやすく目のトラブルには注意が必要です。

角膜に穴があいてしまうと、最悪は失明することもあります。

【チェックポイント】

充血やしょぼつき、擦るような仕草は要注意です。

 

・熱中症

動物は体温を下げるための発汗作用はありません。代わりに呼吸で体温調節しています。

呼吸が上手にできない犬種は、熱中症のリスクが格段と上がりますので、要注意です!!

【チェックポイント】

・夏場の散歩は「早朝」か「日没後しっかり時間が経ってから」

・室内ではエアコンを24時間稼働(22〜25度前後が目安)

・「少し暑いかな?」と感じるレベルが、フレブルにとっては「限界」であることを忘れないように

 

フレンチブルドックのような短頭種は、いろいろと苦手なことが多い犬種ですので、飼い主さまが愛犬のことを理解し、対策していくことが大事です!

 

皮膚と耳専門 ヒフカフェ動物病院

獣医師 小林真也