大田区、目黒区、世田谷区、川崎市エリアの皮膚と耳専門の動物病院です。カフェトリミングサロンを併設しています

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ヒフカフェブログ

治らない足舐め!それは本当に癖ですか?

・「ただの癖」と見過ごしていませんか?

 

愛犬がリラックスしている時、ふと見ると一心不乱に前足を舐めている。そんな光景を日常的に目にしている飼い主様は多いはずです。「うちの子はきれい好きなのかな?」「暇つぶしの癖かな?」と軽く考えてしまいがちですが、実はその「足舐め」には、愛犬が発している切実なSOSが隠されているかもしれません。

足舐めは、一度始まると非常に治りにくいトラブルの一つです。飼い主様が「ダメ!」と注意しても、目を離した隙にまた舐め始める。エリザベスカラーを外せば、待ってましたと言わんばかりに足先を真っ赤に腫れ上がるまで舐め続けてしまう。そんな「治らない足舐め」に頭を抱えている方へ向けて、足舐めの裏に潜む本当の理由を詳しく解説します。

 

理由①:「痒み」や「痛み」が原因になっている

犬が足を舐める最も直接的な理由は、そこに「不快感」があるからです。しかし、その不快感の正体は、目に見える炎症だけとは限りません。

多くの場合、足舐めは指間炎・趾間炎から始まります。指の間の湿った環境で細菌マラセチア(カビの一種)が増殖し、強い痒みを引き起こします。また、アレルギー性皮膚炎(アトピーや食物アレルギー)の初期症状として、足先だけに痒みが出ることも珍しくありません。

 

指間炎/趾間炎・マラセチア感染:指や肉球の間が赤く腫れ、独特のニオイがする。

アレルギー性皮膚炎:季節性があったり、特定の食べ物に関連して痒みが強まったりする。

関節痛・神経痛:皮膚に異常がないのに、特定の部位を執拗に舐める。高齢犬に多い。

異物の付着・外傷:ノギ(植物の種)が刺さっていたり、肉球に小さな傷があったりする。

 

意外に見落とされがちなのが、「痛み」による足舐めです。関節炎腰の痛み(ヘルニアなど)がある場合、犬はその違和感や鈍痛を紛らわすために、関連する部位や、あるいは全く別の場所(前足など)を舐めることがあります。これは人間が痛いところをさする行動に似ています。皮膚の検査で異常がないのに足舐めが治らない場合、整形外科的なアプローチが必要なケースもあるのです。

 

理由②:心理的な「ストレス」と「強迫観念」

医学的な原因が解決した後も足舐めが続く、あるいは最初から皮膚に異常がない場合、それは心因性(心理的要因)の可能性があります。これを「舐性皮膚炎(しせいひふえん)」と呼びます。

犬は不安や退屈、孤独感を感じると、自分を落ち着かせるために体を舐めることがあります。舐めるという行為は、犬の脳内でエンドルフィンという快感物質を放出させます。これにより、一時的にストレスが緩和されるため、犬は「嫌なことがあったら舐める」という学習をしてしまいます。

恐ろしいのは、この行動がエスカレートすると「依存症」のような状態になることです。

最初は単なる暇つぶしだったものが、次第に自分の意志では止められない「強迫観念」へと変わっていきます。こうなると、もはや痒いから舐めるのではなく、「舐めずにはいられない」という精神的な問題へと発展してしまいます。環境の変化(引っ越し、家族構成の変化、留守番時間の増加)が引き金になることが多いため、愛犬の生活環境を振り返ってみることも重要です。

 

理由③:環境的な要因と「お手入れ」の落とし穴

日々の良かれと思っているケアが、実は足舐めを誘発していることもあります。

例えば、お散歩後の足拭きです。濡れたタオルでゴシゴシと強く拭きすぎると、皮膚のバリア機能が壊れてしまいます。さらに、指の間が湿ったまま放置されると、細菌が繁殖する絶好の場となってしまいます。また、お散歩コースに撒かれた除草剤や融雪剤、室内で使っている床のワックスなどが皮膚を刺激し、接触性皮膚炎を起こしている可能性も考えられます。

足裏の毛が伸びすぎていることも要因の一つです。毛が伸びていると、指の間の通気性が悪くなり、蒸れやすくなります。また、フローリングで滑りやすくなることで足腰に負担がかかり、それが前述の「痛みによる足舐め」につながるという悪循環も生まれます。

 

・「治らない足舐め」を止めるための4つのアプローチ

足舐めを根本から解決するには、単に「舐めさせない」だけでなく、多角的なアプローチが必要です。

 

  1. 徹底的な検査

まずは動物病院で、細菌や真菌の感染がないか、アレルギーの可能性はないか、そして関節や神経に異常がないかをしっかり診てもらいましょう。原因に合わせた投薬(抗生剤、抗真菌薬、痒み止め、鎮痛剤など)を行うことが大前提です。

  1. 皮膚の保護

炎症がひどい時は、一時的にエリザベスカラーや靴下、包帯などを使って物理的に舐められないようにします。ただし、これはあくまで「応急処置」です。これだけで治そうとすると、外した瞬間にリバウンドで激しく舐めてしまうため、必ず他の対策と併用します。

  1. 環境改善とストレスケア

「退屈」をさせない工夫をしましょう。お散歩のルートを変えて刺激を与えたり、知育玩具(フードを詰めるおもちゃなど)を使って頭を使わせる時間を増やしたりします。飼い主様とのコミュニケーションの質を高めることも、不安解消に大きく貢献します。

  1. 行動学的アプローチ

心因性の要因が強い場合は、ドッグトレーナーや行動学に詳しい獣医師の助けを借りることも検討してください。場合によっては、脳内の興奮を抑える抗不安薬などを使用することで、舐めるという強迫観念を和らげ、治療をスムーズに進められるようになります。

 

・まとめ:足舐めは愛犬からの「SOS」かもしれない

 

「足舐めなんて、そのうち治るだろう」「ただの癖だから」と放置してしまうと、皮膚が硬く象の皮膚のように厚くなったり(苔癬化)、深い潰瘍になったりして、治療がさらに困難になります。

足舐めは、愛犬が抱えている「痒み」「痛み」「不安」の表れです。そのサインをいち早く受け止め、原因を一つひとつ紐解いていくことが、飼い主様にできる最大のサポートです。

もし、あなたの愛犬が今日も一生懸命に足を舐めているなら、それは「助けて」のサインかもしれません。癖と決めつけず、まずは獣医師に相談し、愛犬が心身ともにリラックスして過ごせる日々を取り戻してあげましょう。

 

皮膚と耳専門 ヒフカフェ動物病院

獣医師 小林真也

 

治らない膿皮症!その理由とは?

繰り返す皮膚のトラブル、その原因を考えたことはありますか?

 

愛犬の体にポツポツとした赤い湿疹やかさぶたを見つけ、動物病院で「膿皮症」と診断された経験を持つ飼い主様は非常に多いでしょう。膿皮症は犬の皮膚病の中で最も一般的なものの一つですが、同時に「一度治ってもすぐに再発する」「抗生剤を飲んでいる間は良いが、止めるとすぐに悪化する」といった悩みが絶えない疾患でもあります。

「うちの子は皮膚が弱い体質だから仕方ない」と諦めてしまう前に、なぜ膿皮症がこれほどまでに治りにくいのかを理解することが重要です。膿皮症が難治化・慢性化する背景には、単なる細菌感染だけではない、複雑な要因が絡み合っています。膿皮症が治らない3つの主要な理由と、それを克服するためのアプローチについて詳しく解説します。

 

 

理由①:薬が効かない「薬剤耐性菌」の出現

膿皮症の治療において、最も深刻な問題となっているのが薬剤耐性菌の存在です。膿皮症の主な原因菌は「ブドウ球菌」ですが、長期間にわたって抗生剤を漫然と使用し続けたり、症状が少し良くなったからと自己判断で投薬を中断したりすることで、菌が薬に対して抵抗力を持ってしまうことがあります。

特に近年では、多くの抗生剤が効かなくなった「多剤耐性ブドウ球菌(MRSPなど)」が検出されるケースが増えています。

 

  1. 不適切な投薬期間:菌が完全に死滅する前に投薬を止めることで、生き残った菌が耐性を獲得する。
  2. 薬剤感受性検査の不足:どの薬が効くかを調べずに「とりあえず」で抗生剤を使い続ける。
  3. 低用量での投与:適切な用量より少ない量で投与すると、菌を殺しきれず耐性化を促す。

 

もし、これまでの治療で効果が感じられない場合は、まず「薬剤感受性検査」を行う必要があります。これは、実際に愛犬の皮膚にいる菌を培養し、どの抗生剤が有効かを科学的に特定する検査です。耐性菌が疑われる場合、安易に強い薬に変えるのではなく、外用薬(塗り薬やシャンプー)を主軸に据えた治療への切り替えが検討されることもあります。

 

理由②:隠れた「基礎疾患」が見落とされている

膿皮症は、実は「単独で発生する病気」というよりも、何らかの別のトラブルによって皮膚の抵抗力が落ちた結果として起こる「二次的な症状」であることがほとんどです。つまり、火事に例えるなら、膿皮症は「炎」であり、その火をつけた「火種(基礎疾患)」が別に存在するのです。

基礎疾患が放置されたままでは、いくら抗生剤で一時的に菌を抑えても、薬を止めればすぐにまた菌が繁殖してしまいます。

膿皮症を繰り返す場合、それは皮膚だけの問題ではなく、全身の健康状態からのサインかもしれません。

代表的な基礎疾患には、以下のようなものがあります。

 

1.アレルギー性皮膚炎: 犬アトピー性皮膚炎や食物アレルギーは、皮膚のバリア機能を著しく低下させ、細菌の増殖を許してしまいます。

2.内分泌疾患(ホルモン異常): 甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)などは、皮膚の代謝を悪化させ、免疫力を低下させます。高齢になってから膿皮症を繰り返すようになった場合は、特に注意が必要です。

3.脂漏症: 皮脂の分泌が異常に多くなることで、菌の餌が増え、繁殖しやすい環境が作られます。

 

これらの基礎疾患を特定し、並行して治療を行わない限り、膿皮症の完治は望めません。血液検査やアレルギー検査を通じて、皮膚の裏側に潜む真の原因を突き止めることが、遠回りに見えて実は最短の解決策となります。

 

理由③:不適切なスキンケアとバリア機能の低下

「毎日一生懸命シャンプーしているのに治らない」という声をよく耳にします。しかし、その良かれと思っているケアが、逆に膿皮症を悪化させているケースも少なくありません。

健康な皮膚は「バリア機能」によって守られていますが、膿皮症の犬はこのバリアが壊れ、非常にデリケートな状態になっています。ここで、洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったり、ゴシゴシと力任せに洗ったりすると、皮膚を保護している必要な脂分まで奪われ、さらにバリアが破壊されてしまいます。

 

スキンケアの間違い

  1. ・熱いお湯で洗う:30〜35度程度のぬるま湯を使用する。熱いお湯は痒みを増強させる。
  2. ・ドライヤーの熱風:冷風または低温で乾かす。熱風は皮膚を乾燥させ、炎症を悪化させる。
  3. ・保湿をしない:シャンプー後は必ず保湿剤を使用し、バリア機能を補う。

 

また、薬用シャンプーの選択も重要です。膿皮症には抗菌成分(クロルヘキシジンなど)が含まれたシャンプーが有効ですが、皮膚の状態(乾燥しているのか、脂っぽいのか)に合わせて選ぶ必要があります。週に何回洗うべきか、何分間成分を浸透させるべきかといった「シャンプー療法」の詳細は、獣医師の指導のもとで行うことが成功の鍵となります。

 

難治性膿皮症を克服するための3つのステップ

治らない膿皮症に終止符を打つためには、これまでの「対症療法」から「根本治療」へとシフトする必要があります。

 

ステップ1:徹底した現状把握(検査)

まずは「今、どんな菌がいるのか(感受性検査)」と「なぜ菌が増えるのか(血液・アレルギー検査)」を明確にします。エビデンスに基づいた診断が、無駄な投薬を防ぎます。

 

ステップ2:多角的なアプローチの実施

内服薬だけに頼るのではなく、外用療法(シャンプー、保湿、塗り薬)、食事療法、そして基礎疾患の治療を同時に行います。最近では、当院では薬浴(消毒液と保湿液の混合した入浴剤を使用)や高濃度炭酸泉温浴などを活用したスキンケアも提案しています。

 

 

ステップ3:長期的な管理プランの決定

膿皮症は「治して終わり」ではなく、良い状態を「維持する」ことが目標になります。季節や体調に合わせたスキンケアプランを獣医師と共に作成し、再発の兆候をいち早く察知できる体制を整えましょう。

 

まとめ:諦める前にアプローチを変えてみよう

「膿皮症が治らない」という状況は、愛犬にとっても飼い主様にとっても非常にストレスなものです。しかし、ここまで述べてきた通り、治らないのには必ず理由があります。

薬剤耐性菌の問題、隠れた基礎疾患、そして日々のスキンケア。これらの一つひとつを丁寧に見直し、適切な対策を講じることで、長年悩まされていた皮膚トラブルが劇的に改善するケースは多々あります。

愛犬が痒みに悩まされることなく、穏やかに過ごせる毎日のために。今の治療に疑問を感じたら、一度立ち止まって、専門的な視点から皮膚の状態を再評価してみてはいかがでしょうか。当院では、皮膚の治療やケアを、その子に合わせたものをご提案しています。お気軽にご相談ください。

 

皮膚と耳専門 ヒフカフェ動物病院

獣医師 小林真也

治らない外耳炎!オトスコープを用いた治療で改善

・繰り返す耳のトラブルに悩んでいませんか?

愛犬や愛猫がしきりに耳を振ったり、後ろ足で耳を掻きむしったりする姿を見て、悩んでいる飼い主様は少なくありません。外耳炎は動物病院を受診する理由として非常に多い疾患ですが、その一方で「一度治ってもすぐに再発する」「薬を塗り続けているのに一向に良くならない」といった、いわゆる難治性外耳炎に悩まされるケースに頻繁に遭遇します。
一般的な外耳炎の治療では、耳道の洗浄と点耳薬の投与が行われます。しかし、これらの一時的な処置だけでは、耳の奥に潜む根本的な原因を取り除くことが難しい場合があります。長期間にわたる治療は、動物にとっても飼い主様にとっても大きな負担となります。そこで最近、注目されているのがオトスコープ(耳内視鏡)を用いた高度な耳科診療です。なぜ外耳炎が治りにくいのか、そしてオトスコープがどのようにその状況を打破するのかを詳しく解説します。

なぜ外耳炎は治らないのか?

外耳炎が慢性化・難治化する背景には、いくつかの決定的な要因があります。まず理解しておくべきは、犬や猫の耳道は「L字型」に曲がっているという点です。入り口から垂直に下がる「垂直耳道」と、そこから水平に鼓膜へと続く「水平耳道」で構成されています。
難治化の主な原因
内容の詳細
・耳垢石(じこうせき)
長期間蓄積した耳垢が岩のように固まり、通常洗浄では除去不能になったもの。
・バイオフィルム
細菌が膜を張り、抗生剤や消毒液が届かないバリアを形成した状態。
・中耳炎の併発
鼓膜の奥(中耳)に炎症が波及しており、外側からの治療だけでは完治しない。
・耳道の狭窄・増殖
慢性的炎症や腫瘍などで耳道の皮膚が厚くなり、耳道内が狭くなる。
従来の診察で使われる「耳鏡」は、手持ちのスコープで耳の中を覗くものですが、これではL字の曲がり角の先や、鼓膜周辺の細かな状態を正確に把握することは困難です。また、意識がある状態での洗浄は、動物が動いてしまうため、耳の奥にある強固な汚れを完全に取り除くことができません。その結果、表面的な汚れだけが落ち、奥に原因が残ったまま「治ったつもり」になって再発を繰り返してしまうのです。

・オトスコープ(耳内視鏡)とは?

オトスコープは、細いカメラを耳道内に挿入し、モニターに映し出された高精細な映像を見ながら診察・治療を行う機器です。これは単なる「観察ツール」ではなく、耳の治療を劇的に進化させる「処置ツール」でもあります。
オトスコープを使用する最大のメリットは、「見えない場所が見えるようになる」ことです。拡大された映像により、肉眼では確認できない微細な異物、小さなポリープ、鼓膜の小さな穿孔(穴)などを発見できます。また、多くのシステムでは録画機能が備わっているため、飼い主様も愛犬・愛猫の耳の中がどのような状態なのか、治療によってどう変化したのかを自身の目で確認することができます。
「百聞は一見に如かず」という言葉通り、真っ黒に汚れた耳道が洗浄によって本来のピンク色の皮膚に戻る様子を見ることは、飼い主様にとって大きな安心感と治療への意欲につながります。
before                                                             after

・オトスコープによる治療の具体的な流れ

オトスコープを用いた本格的な処置は、通常、全身麻酔下で行われます。「耳の掃除に麻酔?」と驚かれるかもしれませんが、これには非常に重要な理由があります。
1.安全性の確保: 耳の奥、特に鼓膜周辺は非常にデリケートです。動物が急に動くと耳道を傷つけたり、鼓膜を損傷させたりするリスクがあります。
2.徹底的な洗浄: カテーテルを使用し水圧を利用して耳垢を浮かせ、注射器などで吸い出します。麻酔下であれば、痛みや恐怖を与えることなく、L字の突き当たりまで完璧に清掃できます。
3.精密な処置: 必要に応じて、内視鏡のチャンネルから鉗子器具を出し、異物の除去や組織の採取(生検)を行います。
具体的なステップとしては、まず麻酔をかけた状態で耳道内を観察し、汚れの程度や鼓膜の状態を確認します。次に、洗浄液を用いて、こびりついた耳垢やバイオフィルムを丁寧に剥がしていきます。もし鼓膜の奥に膿が溜まっている(中耳炎)ことが判明した場合は、鼓膜切開を行い、中耳内を直接洗浄することもあります。

・オトスコープ治療のメリットと期待できる効果

オトスコープ治療を選択することで、これまでの「終わりの見えない通院」から脱却できる可能性が高まります。
完治率の劇的な向上: 根本的な原因(耳垢石やバイオフィルム)を物理的に除去するため、薬の効果が最大限に発揮されるようになります。
外科手術の回避: 以前であれば「全耳道切除術」という、耳道をすべて取り除く大きな手術が必要だった症例でも、オトスコープによる徹底洗浄を繰り返すことで、手術をせずに維持・改善できるケースが増えています。
トータルコストの抑制: 1回の処置費用は麻酔代を含め高額に感じるかもしれませんが、治らないまま数ヶ月、数年と通院し続ける費用や、動物のストレスを考えれば、結果的に経済的かつ合理的と言えます。
何より、耳の痒みや痛みから解放された動物たちは、表情が明るくなり、食欲や活動性が戻るなど、QOL(生活の質)が劇的に改善します。

まとめ:諦める前に専門的な耳の治療を

「うちの子は体質だから」「もう高齢だから」と、治らない外耳炎を諦めてしまっていませんか? 慢性的な耳の痛みは、私たちが想像する以上に動物たちのストレスになっています。
もし、数ヶ月以上治療を続けても改善が見られない、あるいは再発を繰り返している場合は、オトスコープを導入している動物病院に相談してみてください。
大切な家族である愛犬・愛猫が、耳を気にすることなく健やかに過ごせる日々を取り戻すために。オトスコープという選択肢が、その第一歩となるはずです。
当院ではオトスコープを用いた治療を行っていますので、お気軽にご相談ください。
皮膚・耳専門 ヒフカフェ動物病院
獣医師 小林真也

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