東京都大田区田園調布1-61-10
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※月曜はカフェのテイクアウト営業のみ
休診日:月曜 ※日・祝日診療可 ※完全予約制
今が旬のぶどう🍇‼︎
8月から10月頃はぶどうが最も多く出回る時期ですが、それと同時に犬猫にとって気をつけなければならない時期でもあります‼︎
犬猫にぶどうを食べさせてはいけない、というのはもう皆さんご存知ですよね⁈
そこで、改めてぶどうの危険性について説明します💡
<症状>
ぶどうを食べてしまった犬猫は、ぶどう中毒を起こします。
ぶどう中毒の症状は食べてから2時間~5時間と言われており、嘔吐、下痢、食欲低下、腹痛、が見られます。
そして腎不全を起こします。
腎不全を起こした犬猫は、脱水症状、意識の低下、食欲不振、多飲多尿から突然尿を産生する機能が停止し、欠尿~無尿が生じます。
<ぶどうに似た食べ物>
ぶどうの皮や、ぶどうの果汁が使われているジュース、マスカット、レーズンを食べたりしても中毒は起こります。
また、レーズンはぶどうの成分が凝縮されているため、皮付きぶどうよりも中毒を起こす可能性が高いと言われています。
<対処法>
犬猫がぶどうを食べてしまい、例え目立った症状が出ていなかったとしてもすぐに動物病院へ行きましょう💡
ぶどうを摂取したことにより腎不全を発症し、最悪の場合死に至ることもあります。
急いで治療しなければ命に関わる怖い病気のため、ぶどう一粒だから、とか元気そうだし、という飼い主さんの判断でそのままにしないようにしましょう‼︎
<注意すること>
飼い主さんが食べているのを盗み食いしたり、テーブルの上にぶどうを置きっぱなしにしている、食べた後の皮をそのまま置いておく、ということがないよう注意をしましょう!
またレーズンの入っている食べ物を食べる時、ぶどうジュースなども注意が必要です🍇🚨
最近、ヒフカフェの患者さんでヒキガエルによる重篤な中毒症状を起こしたことがありました。
梅雨時期で雨が降ることが多いこともあり、ヒフカフェ付近ではお散歩道でヒキガエルがよく出没します🐸
そこで、ヒキガエルの危険性についてお話しします‼︎
<ヒキガエルの毒とは⁇>
ヒキガエルには、外敵から身を守るために耳の後ろにある耳下腺や皮膚の毒腺から強力な毒素を分泌します。
この毒は心臓に異常をきたし、人間に触れた場合、皮膚炎を引き起こすほどの強力な毒素と言われています。
ワンちゃんがヒキガエルを舐めたり、噛んだりすると口の粘膜から毒を吸収してしまいます。
<どんな症状がでるの⁇>
よくみられる症状は口から泡を吹き、そして激しい嘔吐や下痢も起こります。
最悪の場合、呼吸困難や発作、死に至ることもあります。
<もし舐めてしまったらどうすれば⁇>
すぐに口の中を水で良く洗い流してください‼︎
そして、急いで動物病院へ行きましょう👆🏻
死に至るほどの強い毒性のため、初期の対応が非常に重要になります。
<どのような場所が危険か⁇>
川沿いやジメジメしている所、薄暗い所によく出没します。
梅雨時期の夕方のお散歩コースは特に危険です‼︎
薄暗く飼い主さんには良く見えない中で、実はヒキガエルに接触していたなんてことがあったら怖いですよね…
いつどこでヒキガエルが出てくるかはわからないので、今の梅雨時期のお散歩中は特に目を離さないようにしてくださいね🐸💡
人間だけではなく犬猫も熱中症になることをご存知ですか?
犬や猫は人間のように全身で汗をかくことが出来ないため、熱が体にこもりやすくなっています。
そのため体温調節が苦手な分、人間以上に熱中症のリスクが大きいと言えます💧
📌犬猫が熱中症になると…
息苦しそうに呼吸をしたり、ぐったりする、ふらつき、嘔吐、下痢や、悪化すると痙攣を起こしたり、意識がなくなるとこもあります🌪
そして、特に注意するべき子は
短頭種、肥満の子、シニア期の子です❗️
短頭種は鼻が短く口腔の面積が狭いため熱を逃すのが苦手です。そのため、熱中症になるリスクは他のワンチャンに比べると高くなります。
肥満の子も首回りの脂肪により呼吸機能が低下し、体温調節が難しくなるため熱中症になりやすいです。
シニア期の子は体温調節機能の低下により、暑さ調節ができにくくなるため熱中症になりやすいです。
📌熱中症になったらどうしたらいい…⁇
📍体を冷やして涼しい場所へ移動しましょう‼︎
クーラーの効いている室内や日陰へ移動し、濡らしたタオル、保冷剤を頭、胸、脇にあてて体を冷やしてあげましょう‼︎
📍お水を飲ませましょう‼︎
好きなだけ飲ましてあげてください🧊
📍そして、動物病院へ‼︎
動物病院でなるべく早く診察してもらいましょう。
最悪の場合、命の危険にさらされることもありますので油断せずに病院へ行きましょう‼︎
意識がない場合は体を冷やしながら、早急に動物病院へ行ってください🏥
📌熱中症にならないためには…⁇
📍日が照っている昼間のお散歩は避けましょう‼︎
アスファルトの地面は照り返しの熱によりとっても熱くなっています。
夕方でも地表に熱がこもっていることがあるので、早朝または日没後にお散歩しましょう‼︎
温度が下がらない時は無理してお散歩せず、室内でできる遊びをしましょう。
📍熱中症対策グッズを使いましょう‼︎
お散歩用の冷却ベストやクールマット、ネッククーラーなどを使って体を冷やし、夏の暑さを乗り切りましょう🌞
最後に…👀
夏は危険!と思っている方が多いと思いますが、実は体が暑さに慣れていない6月後半から梅雨明けの気温の高い時期が熱中症になりやすいのです💡
熱中症は、若くて元気な健康な子でも最悪の場合死んでしまうとても怖い病気なので、予防管理をしっかりして熱中症にならないように気をつけましょう☝🏼